あすから南アルプスマイカー規制  100円の協力金スタート  タクシー、バス利用者対象 11月9日まで

 南アルプスの登山口・広河原に通じる南アルプス林道と県道南アルプス公園線で25日から、環境保全を目的としたマイカー規制が始まる。南アルプス山岳交通適正化協議会(会長・今沢忠文南アルプス市長)はゲート管理や乗換駐車場管理費用として、今年からバスやタクシーの利用者に1人100円の「協力金」の支払いを求める。規制期間は11月9日まで。

 期間中は一般車両の通行はできず、県道、林道とも業者がバスや乗合タクシーを運行。協力金は、バスと乗合タクシーの利用者には乗車券購入時に、一般タクシー利用者には規制区間の入り口に設置されたゲート通過時にそれぞれ100円の支払いを求める。

 林道と県道それぞれのゲートに1人ずつ職員を配置。バスの乗り場や車内に協力金をお願いする掲示をしたり、チラシを配布したりして協力を呼び掛ける。協力金収入は600万円を見込んでいて、マイカー規制に掛かる人件費や環境整備費などに充てる。

 規制区間は林道が南アルプス市芦安-広河原間の14キロ、県道が早川町奈良田-広河原間の18キロ。林道は2004年から、県道は05年から安全対策工事に伴い規制してきたが、工事完了を受け、今年から県公安委員会による環境保全を目的とした規制に変更した。

 マイカーからバスに乗り換えるための駐車場は、芦安地区に600台分、奈良田地区に200台分を確保する。

(2008年6月24日付 山梨日日新聞)
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