県内の登山者予測をまとめる 山梨県警

 県警は27日、ゴールデンウイーク期間(29日-5月5日)の県内の登山者予測をまとめた。連休期間が長いことや、昨年より積雪が少ないことなどから登山者の増加を予測している。

 県警地域課では、登山者総数を3万7550人(前年比2690人増)と予測している。

 内訳は秩父山系が3万人(同1500人増)、御坂山系が4000人(同600人増)、南アルプスが3000人(同470人増)、八ケ岳が400人(同70人増)、富士山が150人(50人増)など。

 昨年は連休期間中に2件の山岳遭難が発生し、1人が死亡した。

 一方、連休中の雑踏警備の対象は16カ所で、前年並みの延べ25万人の人出を予測。

 内訳は甲府・稲積神社の正の木祭り(5月2-6日)が6万5000人、甲府・県子ども祭り(5月5日)が4000人など。延べ約170人の警察官を動員して警備に当たる。

(2005年4月28日付 山梨日日新聞)

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