2014.7.24
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石原環境相が南アルプス視察 「シカ食害対策を強化」
石原環境相は環境省職員らの案内で、仙丈ケ岳の小仙丈沢カールや馬の背付近の防鹿柵などを視察。日程終了後、「予想以上にシカが(標高の)高いところまで来ていた。管理を強め、実りある結果を出せるように対策をする」と述べた。
このほか、同省のレッドリストで「絶滅危惧1B類」に指定されているライチョウについては「保護に力を入れていきたい」と説明。リニア中央新幹線計画で、南アルプスを貫通するトンネルが建設されることには「環境に配慮した工事をJR東海に求めていきたい」と述べた。
【写真】仙丈ケ岳周辺でニホンジカ対策を視察する石原伸晃環境相(右)=南アルプスの北沢峠
(山梨日日新聞 2014年7月24日付)