大自然息づく動植物 国立公園の魅力を紹介 南アルプス市で写真展

 国立公園の魅力を紹介する「国立公園・野生生物フォトコレクション写真展」(環境省関東地方環境事務所主催)が、南アルプス市の櫛形生涯学習センターのロビーで開かれている。一般の人がめったに立ち入らない冬季を含む四季折々の表情をとらえた作品が並ぶ。

 南アルプスや日光、尾瀬国立公園のほか、国指定小佐渡東部鳥獣保護区など、地方の自然保護官事務所のアクティブレンジャー15人が撮影した作品45点を展示。餌を探して雪上を歩き回るトキや華麗に咲き誇るシャクナゲ、壮大な山々の景色をとらえた作品など、自然の雄大さや美しさ、動植物のたくましさが感じられる。

 南アルプス自然保護官事務所の担当者は「なかなか見られない景色や、出会うことが難しい希少な動物の存在を知ってもらいたい」と話している。

 展示は24日まで。開館時間は、午前9時~午後7時(土曜、日曜、祝日は午後5時まで)。月曜休館。

 【写真】自然の雄大さなどをとらえた作品が並ぶ写真展=南アルプス・櫛形生涯学習センター

 (2013年2月17日付 山梨日日新聞)

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