2010.7.09 News / その他 /

鳳凰三山 道標外される 道具使用か、昨年も被害

 韮崎市の南アルプス・鳳凰三山の登山道に設置されている案内板の一部がなくなっていることが8日、分かった。市によると、案内板はボルトで固定されており、何者かが道具を使って外した可能性が高い。市は県警に被害届を提出することを検討している。

 案内板を所有する市や山小屋関係者によると、案内板は木製で、高さ約1.5メートル。稜線(りょうせん)尾の分岐点に設置され、観音岳と地蔵ケ岳の山頂方向や所要時間を示していた。今月2日、登山者が案内板の一部がなくなっていることに気付いた。

 市によると、案内板は昨年にも外される被害があり、地元山岳会があらためて取り付けた。

 市は「案内板を外すのは悪質な行為。登山者が遭難することも考えられる。早く案内板を直したい」としている。

(2010年7月9日付 山梨日日新聞)

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