2010.5.16 News / 登山 / 人物・団体 /

北岳登山道開拓の名取父子しのぶ 子孫らが功績語り合う

 日本アルプスの父として知られ、1902年に北岳登頂に成功したイギリス人宣教師ウォルター・ウェストン(1861~1940年)と、北岳の登山道を開き、ウェストンの登山を助けた旧芦安村の名取直衛・運一父子を追悼し、足跡を知ろうと、名取父子の子孫らが15、16の両日、南アルプス市内でしのぶ会を開いている。

 ウェストンを研究し、「知られざるW・ウェストン」などの著書がある田畑真一さんと名取父子の子孫が20年ほど前から数年に一度開いていて、15日は孫やひ孫など約15人が関東近郊から同市芦安芦倉の旅館に集まった。

 互いに近況報告をした後、名取父子が北岳の登山道開拓に尽力したことなどを語り合った。16日には夜叉神峠や芦安山岳館を見学後、市内の寺で供養を行う。

 運一の孫の広原信行さん(70)は「これからも定期的に集まって、祖先の残した功績を後世に伝えていきたい」と話している。

【写真】ウェストンや名取父子について語り合う参加者=南アルプス市芦安芦倉

(2010年5月16日付 山梨日日新聞)
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