南アルプス車規制 早川側も導入確認 協議会を県が設立 実施時期など協議


 県は9日、早川町側から南アルプスの登山口・広河原に通じる県道南アルプス公園線のマイカー規制について話し合う、南アルプス山岳交通適正化協議会を立ち上げた。

 同協議会は地元関係者らで組織し、甲府・恩賜林記念館で開いた初会合で規制導入を確認した。3月中に来年度を含む実施時期などを決める。

 県道の規制区間は奈良田-広河原間約18キロを想定。一方、同じく広河原に通じる南アルプス市の南アルプス林道では、来年度も引き続きマイカー規制を実施する予定。

 適正化協メンバーは関係首長や地元商工会・観光協会、バス・タクシー事業者の代表ら計14人。初会合では規約を決め、会長に南アルプス市の石川豊市長を選んだ。

 議事では、石川市長と早川町の辻一幸町長が、環境保全の整合性などから早期の全面規制を望む地元の意向などを説明した。この後、マイカーに代わる交通手段の確保など規制導入に伴う課題を協議し、早急に設ける作業部会で整理することとした。

 メンバーからは「マイカー規制の周知に工夫が必要」(夜叉神観光協会)、「許認可の関係で最低3カ月間の準備期間がほしい」(県タクシー協会)などの意見が出た。また、山梨交通は「県道でのバス運行の準備がある」と明言した。

【写真】県道南アルプス公園線のマイカー規制について話し合った南アルプス山岳交通適正化協議会=甲府・恩賜林記念館

(2005年2月10日付 山梨日日新聞)

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