2014.10.22 News /

観光資源の活用検証 早川町 新計画策定へ調査

 早川町は、観光振興策の中長期的な指針を策定する。6月に町内が対象地域に含まれる南アルプスが生物圏保存地域(エコパーク)に登録されたことや中部横断自動車道、南アルプス市芦安地区と早川町奈良田を結ぶ早川・芦安連絡道路の開通を控え、「町を取り巻く環境が大きく変わる可能性がある」として、町内の既存観光施設の在り方、活用策を見直す。

 町振興課によると、新たな計画は3カ年程度を想定、2017年度までに策定するとしている。計画策定のための基礎調査をNPO法人日本上流文化圏研究所(上流研)に委託。上流研は町内の観光施設に過去10年間に訪れた観光客数の推移を調査する。事業者への調査や過去に上流研が行った観光客へのアンケート結果を参考にし、季節ごとや年度ごとの観光客の推移も調べ、観光客の最も多い時期など、町の観光の特徴をまとめる。

 町内では、七面山へ向かう信仰客は赤沢宿には立ち寄るが、他の観光施設を訪れない。一方で、一般観光客は赤沢宿に寄るコースは少ないという。「それぞれの観光施設を結ぶようなルートを町は提示できておらず、町内の観光資源を生かし切れていない」(担当者)という。

 (山梨日日新聞 2014年10月22日付)
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