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11日の「山の日」を前に、南アルプス署などは10日、南アルプス市芦安芦倉の野呂川広河原インフォメーションセンターで、登山者に安全な登山を呼びかける山岳指導をした。 署員や山岳遭難者の捜索などにあたる「大久保基金の会」の会員ら11人と市の観光マスコットキャラクター「かいまる」が参加。登山者の装備を確認して登山届の提出を呼びかけたほか、今シーズン北岳で山岳遭難事故が多発していることを記したチラシや栄養食品を入れた啓発グッズを手渡した=写真。 署によると、6月28日の開山祭以降、北岳での山岳遭難は18件(8月9日時点)で、前年同時期(9件)に比べて2倍となっている。
(山梨日日新聞 2025年8月11日掲載)