2014.4.29 News /

登山者遭難想定 ヘリで救助訓練 県警と南ア署

 県警地域課と南アルプス署は25日、市川三郷・県警航空隊ヘリポートで、県警ヘリ「はやて」を使った山岳遭難者救助訓練をした=写真。

 山岳救助隊員ら9人が参加。登山者が遭難し動けなくなったと想定した。上空約30メートルでホバリングするはやてから隊員が降下し、負傷者に救出器具を取り付け、ヘリに収容した。何度も降下上昇を繰り返し、入念に訓練した。

 県警によると、昨年1年間で起きた山岳遭難は過去最多の113件だった。ゴールデンウイーク中は登山者が増えることに加え、今年は大雪で高所には雪が残っていることも予想され、県警は十分な装備と計画的な登山を呼び掛けている。

(2014年4月29日付 山梨日日新聞)

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