2013.4.17 News / その他 /

山岳遭難に備え登山用具を点検 南ア署

 南アルプスの本格的な春山シーズンを前に、南アルプス署は12日、山岳遭難事故の救助に備え、装備品の点検と装着訓練を行った。

 山岳救助隊員10人が参加し、ザイルや登山靴、ピッケルに不具合がないかを確認。県山岳遭難対策協議会南アルプス支部の清水准一副支部長から指導を受け、アイゼンの装着方法やザイルの結び方などを学んだ。

 同署によると、昨年は管内で14件の山岳遭難事故が発生し、1人が死亡している。清水副支部長は「市街地はすっかり春でも山はまだ冬。安全に救助を行うためにも万全の準備が必要」と話していた。

 【写真】アイゼンの装着方法を学ぶ山岳救助隊員=南アルプス署

 (山梨日日新聞 2013年4月17日付)

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