「山の日」全国統一へ制定協議会 6月第1日曜を提案

 日本山岳会など5団体でつくる「山の日」制定協議会(成川隆顕代表幹事)は3日、東京・国立オリンピック記念青少年総合センターで「山の日」ネットワーク東京会議を開き、毎年6月の第1日曜を全国統一の「山の日」に制定することを提案した。

 同協議会は「出席者からはおおむね賛同が得られた」として、今後は全国の山岳関係者らによる協議会などを設けて内容を詰め、制定にこぎ着けたい考え。将来的には国民の祝日にすることを目指す。

 全国統一の「山の日」について全国規模で考える初めての会合。全国の関係団体、地方自治体の代表者ら約100人が出席した。日本山岳ガイド協会会長を務める自民党の谷垣禎一前総裁も駆け付け「さらにこの運動を大きく広げてほしい」とあいさつした。

 同協議会の事務局は、6月の第1日曜の制定を目指す理由を(1)梅雨入り前で天候が安定している(2)各地で山開きが行われる(3)前後の祝日の間隔が長い-と説明。国民が豊かな自然を守り、次世代に引き継ぐ思いを共有する「山の日」の必要性を訴えた。

 山梨県山岳連盟副会長の古屋寿隆さんが、やまなし「山の日」(8月8日)の事例を発表。取材に対し、全国統一の「山の日」を目指す動きについて「各地で定める『山の日』を残し、全国統一の日を新たに設ければいいのではないか」と述べた。

 (山梨日日新聞 2012年10月4日付)

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