2011.11.20 News / 登山 / 人物・団体 /

南アルプスの山岳信仰解説 韮崎で講座

 南アルプス世界自然遺産登録山梨県連絡協議会は19日、韮崎市役所で「南アルプス学講座」を開いた。

 南アルプスの世界自然遺産登録を目指した活動の一環で、この日の講座は2回目。県山岳連盟名誉会長の高室陽二郎さんが「甲斐駒ケ岳、鳳凰、北岳の山岳信仰について」と題して講演し、約70人が話を聴いた。

 登山が修験道を通して広まったことを解説。南アルプス・甲斐駒ケ岳への登山道「黒戸尾根」が修験者によって開かれ、100体以上の石像が残ることも紹介した。

 山が昔から人間の生活に深く関わってきたことについても触れ、「人間は山の恵みを受けて生活してきた。農耕民族だった日本人にとって生活に密着した存在だった」と説明した。

 同講座は今後、来年3月までの間に学識経験者や山岳関係者らを招いて8回開く。

 【写真】南アルプスの山岳信仰について語る高室陽二郎さん=韮崎市役所

 (2011年11月20日付 山梨日日新聞)
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