マイカー規制協力金の支払い 99.8% 2年目適正化協議会「制度は定着」

 南アルプス山岳交通適正化協議会は、南アルプスの登山口・広河原に通じる南アルプス林道と県道南アルプス公園線で今年実施したマイカー規制の協力金制度の支払い状況をまとめ、27日発表した。同制度は2年目で、協力金を支払った人は延べ6万4663人となり、利用者に占める割合は前年を0.1ポイント上回る99.8%に達した。同協議会は「制度を理解している利用者も数多く、制度は十分定着している」としている。

 マイカー規制は6月25日から11月9日までの138日間実施。同制度はバスと乗り合いタクシー利用者が任意で片道100円を支払う仕組みで、収益はゲート管理費やトイレ設置費などに充てられる。同協議会によると、規制期間中の利用者数は昨年を1526人上回る延べ6万4745人。9月の大型連休「シルバーウイーク」に多くの観光客でにぎわったことなどが増加の要因だという。このうち延べ6万4663人(99.8%)が支払いに応じ、協力金の合計額は640万~650万円程度になる見込み。

 利用者数に占める協力金支払者の月別割合は7月の99.6%が最も低く、6、11の両月は100%だった。

 協力金を支払わなかった通行者は前年の186人から82人に減少した。バスを運行する山梨交通によると、事前に制度を理解している利用者が多くいたという。

 同協議会長を務める南アルプス市の今沢忠文市長は「利用者の環境への関心は高く、協力金は着実に浸透している。今後も継続的に取り組んでいきたい」と話している。

(2009年11月28日付 山梨日日新聞)
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