山岳講演会で生徒、住民が「山」の知識学ぶ 南アルプス・芦安中

 南アルプス・芦安中(市川和郎校長)は20日、芦安地区の南アルプスふれあい館で山岳講演会を開いた。全校生徒や地域住民は山に親しむための知識を専門家から学んだ。

 気象予報士の村山貢司さん、登山家の戸高雅史さんが講演。村山さんは「山の天気」と題して気圧、台風など登山時に注意するべき点を紹介し、「山頂付近に普段見ないような雲があれば天気が崩れる可能性が高い」「前線が日本上空にあるときは山の天気が荒れる可能性がある」などと分かりやすくアドバイスした。

 戸高さんは世界最高峰チョモランマ(英語名エベレスト、8,848メートル)など国内外の山に登った際に感じた気持ちを、「大きな宇宙の真下にいるような気分」などと表現。登山の素晴らしさを伝えた。

 生徒や南アルプス芦安山岳館、芦安ファンクラブの関係者らも加わってパネルディスカッションも行った。3年の中込大将君(14)は「雲や大気が登山と深くかかわっていることが分かり、ためになった。山に親しみがわき、楽しみながら登りたいと思った」と話していた。

【写真】登山時の気象の注意点を語る村山貢司さん=南アルプスふれあい館

(2008年5月21日付 山梨日日新聞)
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