2021.4.20 News /

南アルプスの動植物活写

稜線、ライチョウ…27日まで写真展

アクティブ・レンジャーが撮影した自然や動植物の作品が並ぶ写真展=南アルプス市小笠原

アクティブ・レンジャーが撮影した自然や動植物の作品が並ぶ写真展=南アルプス市小笠原

 南アルプス国立公園の雄大な自然や動植物を撮影した写真展(環境省南アルプス自然保護官事務所主催)が27日まで、南アルプス市小笠原の櫛形生涯学習センターで開かれている。

 環境省のアクティブ・レンジャー(自然保護官補佐)が2012~20年に日々の業務の中で撮影した16点を展示。三峰岳山頂から見た山々の稜線、南アルプスに生息するライチョウやキタダケソウを捉えた写真などが並ぶ。

 環境省が取り組むニホンジカの食害問題について紹介するコーナーもある。

 10点の写真を出展したアクティブ・レンジャーは、「登山をしない人にも南アルプスの魅力を知ってもらい、地元にこんなに自然豊かな場所があると感じてほしい」と話している。

 写真展は長野と静岡県内を巡回し、7月には同市芦安芦倉の野呂川広河原インフォメーションセンターでも開催する予定。

(山梨日日新聞 2021年4月20日掲載)

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