2019.5.06 News / 芦安山岳館 /

南アルプス保全へ決意新た

芦安ファンクラブ設立20年 記念式典、祝賀会 活動振り返る

芦安ファンクラブの設立20年を祝った記念式典=南アルプス・桃源文化会館

芦安ファンクラブの設立20年を祝った記念式典=南アルプス・桃源文化会館

 南アルプスの自然保護などに取り組むNPO法人「芦安ファンクラブ」(清水准一会長)が設立20年を迎えた。登山道の整備や山に関する調査への協力など、多岐にわたる活動を展開。5日は南アルプス市内で記念式典と祝賀会を開き、参加者が歴史を振り返り、豊かな自然環境を次代につなげていく決意を新たにした。

 芦安ファンクラブは1999年2月、山岳関係者や学識経験者ら会員約20人でスタート。今夏に50回目を迎える登山教室や小中学生の自然学習への協力など、自然に親しみ保護していく大切さを伝える活動を展開してきた。

 南アルプスは2014年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録。同法人は長年にわたる保護活動が評価され、同年に環境大臣表彰を受けている。現在の会員は50人。

 同市の桃源文化会館で行った式典は会員や関係者ら約60人が出席。活動に協力した団体や企業に感謝状を贈るなどした。祝賀会では活動を振り返る映像を流した。

 清水会長は「20年続けてこられたのは、多くの人の協力があってこそ」と感謝。「登山だけではない楽しみ方が増えるなど、南アルプスを取り巻く環境は大きく変わっている。自信を持って次世代に引き継げるように活動していきたい」と話している。

 (山梨日日新聞 5月6日掲載)

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