2006.2.13 News / 特産・土産 /

県産大豆、小麦使い天然醸造しょうゆ韮崎・井筒屋が新発売まろやか 豊潤な香り

井筒屋醤油(韮崎市本町2丁目、山寺英一郎社長)は、しょうゆの新製品「甲斐の白根」を発売した。県産の大豆と小麦を使った天然醸造の付けしょうゆで、まろやかさと豊潤な香りが特徴。

「甲斐の白根」は、北杜市武川町の大豆(オオツル)と県内の小麦(農林26号)国産塩を使い、加温せずに1年半をかけて熟成させた。もろみを搾る際、丸大豆から油分を出さないようにするため圧縮を手加減するので、できるしょうゆの量は少ない。

県産素材に手間をかけた醸造は、地産地消と昔の家庭でつくった味の再現を目指した。商品名は『平家物語』に登場する「北に遠ざかつて雪白き山あり。問へば甲斐の白根といふ」からとった。

720ミリリットルで840円。同社と道の駅にらさき、かいてらす(甲府)で販売している。

問い合わせは同社、電話0551(22)2255。

【写真】県産大豆を使ったしょうゆの新製品「甲斐の白根」

(2006年2月11日付 山梨日日新聞)

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