県道南ア公園線もマイカー規制導入を検討へ

 山梨県は3日、南巨摩郡早川町側から南アルプスの登山口・広河原に通じる県道南アルプス公園線にマイカー規制を導入する方向で検討に入った。9日に南アルプス市や早川町の地元関係者らでつくる協議会を設立。実施可能時期など具体的な話し合いを行い、4月をめどに来年度の方向性を決める。

 同じく広河原に通じる南アルプス市の南アルプス林道では昨年の夏山シーズンに初めてマイカー規制を実施。しかし早川町の県道側からは規制中もマイカーで乗り入れができ、環境保全の観点から整合性を問う声が上がっていた。

 県が新たに立ち上げるのは、南アルプス山岳交通適正化協議会(仮称)。関係首長や地元商工会・観光協会、バス・タクシー事業者の代表など14人のメンバーで構成、地元の意向を踏まえながら規制の方向性を話し合う。

 県道は定期バスの運行がなく、大型車の通行もできないなど全面規制に向けた課題も残る。規制する場合、奈良田-広河原間が想定される。

 この日は南アルプス市の石川豊市長や早川町の辻一幸町長らが県庁を訪れ、山本栄彦知事に林道の規制継続と県道の規制導入を要望。山本知事は「両方の道路で同じ対応を取ることは重要だ」と述べた。

(2005年2月4日付 山梨日日新聞)
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