2009.9.14 News / 登山 / 人物・団体 /

加藤慶信さん偲ぶ 甲府で一周忌

 昨年10月、中国チベット自治区のヒマラヤ高峰クーラカンリで雪崩に遭い、亡くなった登山家加藤慶信さん(32)=当時、南アルプス市出身=の一周忌・偲(しの)ぶ会が13日、甲府富士屋ホテルで開かれた。友人や山岳関係者ら約100人が献花、故人を偲んだ。

 祭壇には、クーラカンリをかたどった氷の彫刻に抱かれるようにして加藤さんの遺影が飾られた。所属した明治大山岳部のOB節田重節さんが「日本の登山界にとって大きな損失だったが、仲間が難関に挑む時には天空のかなたから見守ってくれるに違いない」などとあいさつ。親交のあった関係者が思い出を語ったほか、映像で加藤さんの生涯をたどった。

 父の嘉晴さんは「慶信が築いた仲間に私たち家族は支えられている」と感謝の言葉を述べ、遭難した5日後に誕生し、「空良(そら)=クーラ」と名付けられた慶信さんのおいについて「命を受け継ぎ、元気に育っている」と報告した。

【写真】加藤慶信さんを偲んで献花する関係者=甲府市内

(2009年9月14日付 山梨日日新聞)

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