2014.7.28 News /

山岳遭難中高年8割 山梨県警発表 発生件数は6件減る 今年上半期

 県警はこのほど、今年上半期(1~6月)の山岳遭難の発生状況を発表した。発生件数は昨年同期より6件少ない35件、遭難者も2人減り、43人だった。40歳以上の中高年者の遭難が8割近くを占めていて、県警は登山口での指導やホームページを通じて安全な登山を呼び掛けている。

 県警地域課によると、上半期に発生した遭難の原因別では、滑落・転落が最も多い11件、次いで道迷いが7件、疲労・発病6件などだった。男女別では男性32人、女性11人。年齢層でみると、40歳以上が全体の76.7%にあたる33人を占め、このうち60歳以上が16人だった。

 山岳別では秩父山系が最も多く13件(昨年同期比4件増)、大菩薩山系が7件(同2件増)、南アルプス6件(同3件減)、御坂山系4件(同1件減)、富士山は3件(同5件減)だった。

 地域課は「秩父山系は例年より残雪が多かった5月ごろ、標高1500メートル前後の低山で遭難が多発した」としている。

 一方、水難事故の発生状況も発表し、発生件数は昨年同期と同じく4件だった。いずれも湖や河川、用水路への転落が原因で、3人が死亡した。

 (山梨日日新聞 2014年7月28日付)
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