2012.10.23 News /

推進協、要望書を民主県連に提出 南アルプスを世界遺産に

 山梨、長野、静岡3県の市町村長や議長らでつくる南アルプス世界自然遺産登録推進協議会は17日、南アルプスの世界自然遺産登録に向けた要望書を民主党山梨県連に提出した。要望は、(1)南アルプス地域におけるニホンジカによる高山植物などへの被害対策の強化(2)南アルプス国立公園の公園区域の拡張と公園計画の見直し(3)ユネスコ・エコパーク(生物圏保存地域)の新規登録の推進について-など。同協議会副会長の中込博文南アルプス市長、同委員の辻一幸早川町長らが甲府市の民主党県連事務所で、飯島修幹事長らに要望書を渡した。来年の申請を目指しているユネスコ・エコパークの取り組みについても説明した。

 同協議会は、南アルプスの世界自然遺産登録に向けて専門家と連携した調査研究や、環境保全に向けた対策を進めていて、今後も関係機関への要望活動を継続していく。

(2012年10月23日付け 山梨日日新聞)

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