早川・土砂崩落現場に洞門整備 県方針 丸山林道迂回路に

 16日に発生した早川町湯島の県道南アルプス公園線の土砂崩落で、県は現場に鉄骨製の洞門を整備する方針を固め、24日、同町西山地区の住民に説明した。1カ月後の全面通行を目指す。また、同地区と富士川町を結ぶ丸山林道の整備を行い、27日から午前6時~午後7時半の間、迂回うかい路として開放する考え。これに伴い、マイカー規制中の南アルプス林道を通行していた町の無料臨時バスは、運行を取りやめる。

 県が24日開いた説明会には、西山地区の住民ら約30人が出席。県の担当者が崩落の経緯や現場状況などを説明した。

 道幅が狭く、引き続き崩落の危険性があることから、崩落現場に鉄骨の洞門を整備する考えを示した。資材を運ぶためのモノレールを山の尾根に沿って敷き、崩落の危険性がないことを確認した上で作業に入る。

 丸山林道については落石や危険個所がないか調査し、27日から通行可能とする。

 一方、住民からは「歩道を作って、人の行き来だけでも早急にできないか」などの要望が出された。

 町は同地区に職員を常駐させて、住民の要望に対応できるよう態勢を整えている。

(2010年7月25日付 山梨日日新聞)
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