早川・土砂崩落現場に洞門整備 県方針 丸山林道迂回路に
県が24日開いた説明会には、西山地区の住民ら約30人が出席。県の担当者が崩落の経緯や現場状況などを説明した。
道幅が狭く、引き続き崩落の危険性があることから、崩落現場に鉄骨の洞門を整備する考えを示した。資材を運ぶためのモノレールを山の尾根に沿って敷き、崩落の危険性がないことを確認した上で作業に入る。
丸山林道については落石や危険個所がないか調査し、27日から通行可能とする。
一方、住民からは「歩道を作って、人の行き来だけでも早急にできないか」などの要望が出された。
町は同地区に職員を常駐させて、住民の要望に対応できるよう態勢を整えている。
(2010年7月25日付 山梨日日新聞)