2004.10.09 News / 北岳 / 登山 / 百名山 /

北岳の標高あと1メートル高い? 登山者指摘 地理院が確認調査

 北岳(南アルプス市)は3,192メートルより高くなる? 国土地理院は、登山者から「現在の標高とされている三角点より高い地点がある」との指摘を受け、北岳の山頂で測量作業をするなど確認調査に乗り出した。

 富士山(3,776メートル)に次ぐ国内2番目の高峰である北岳は、土地測量の基本となる三角点の標高「3192.4メートル」を山の高さとして表記してきた。ところが、登山者から「ほかにもっと高い場所がある」と指摘を受けた。

 三角点付近に1メートル近く高い場所があるとの見方があり、指摘通りとすると、標高は3193メートル台に“上昇”する。

 国土地理院が公表している「日本の山岳標高一覧」が訂正される可能性も。同地理院は「正確な数値は現在、計算中。

 山に設置された三角点は、必ずしもその山の最高地点とは限らない。国土地理院はこれまで、最新の測量結果をもとに、山の最高地点を三角点の標高からより正確な地点に訂正してきた。昨年は男体山(栃木県日光市)の標高が、三角点の「2484メートル」から実際の最高地点の「2486メートル」に訂正。2メートル高くなっている。

(2004年10月9日付 山梨日日新聞)
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