2004.6.17 News / 高山植物 / コラム /

NPO申請控え、事業計画案承認 日本高山植物保護協会


 日本高山植物保護協会は八日、甲府・県国際交流センターで、NPO法人の認証申請に向けた総会を開いた。来週中にも県に法人設立の認証申請を行う。

 総会には、会員約五十人が出席。白☆(竹カンムリに方の右が其)史朗会長が「NPO法人として組織を一新し、心新たに活動を進めていきたい」とあいさつした後、定款をはじめ、高山植物の保護キャンペーンや保護監視パトロール、酸性雨定点観測調査の継続など、来年度の事業計画案や役員人事などを承認した。

 同会によると、認証には三-四カ月間かかる見通しという。NPO法人化を機に活動の促進、会員数の拡大を図っていく。

 同協会は、アツモリソウやキタダケソウなどの希少種保護を目的に、一九八九年に発足。現在、会員は全国に約二千人を数える。

【写真】NPO法人認証申請に向けた日本高山植物保護協会の総会=甲府・県国際交流センター

(2003年11月9日付 山梨日日新聞)

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