造形活動 大学生が企画 南ア市立美術館 ワークショップに協力
南アルプス市立美術館が開くワークショップで、県内の大学生が企画に携わるなどして活躍している。来館者の案内や展示室の監視などに取り組む協力員の経験がある学生らが発案し、来館者に造形を楽しむ機会を提供。地域と美術館の橋渡し役を担っている。
「ひもにビーズを通して、結んでください」。8月17日に同館で開かれた風鈴を作るワークショップ。大学生2人が参加者に作り方を説明した。参加した約20人は、紙皿やシール、カラーペンなどを使い風鈴をデザイン。
開催時期やアレンジのしやすさ、子どもの自由な発想を生かせる造形活動としてプラスチックカップを使った風鈴作りを企画。
同館によると、現在大学生3人が協力員として活動し、これまでに紙コップなどを使ったワークショップを開いた。高校、大学生からの発案を受けながら随時開催している。
(山梨日日新聞 2025年10月4日掲載)