2016.10.15 News /

ハギトモ「安全登山を」 都内で県警が遭難防止イベント

 県内で今年、過去最悪ペースで発生している山岳遭難を減らそうと、県警は5日、東京都港区で、元競泳日本代表の萩原智子さんを「一日安全登山大使」に迎えて遭難防止を呼び掛けるイベントを開いた。

 普段から登山を楽しんでいるという萩原さんは、県警山岳救助隊の隊員と登山の際に気を付ける点についてトーク。自身の経験から「かかりつけ医のように、装備やルートなどを相談できる登山用品店の店員やガイドの知り合いを持つことが大事」とアドバイスした。

 県警地域課の担当者が山岳遭難事故の現状を報告し、無理な計画や不十分な装備などが原因になっていることを解説。登山届を必ず提出することなどを呼び掛けた。

 県内の遭難件数の過去最多は2013年の113件だが、今年は9月末現在で同数に上っている。首都圏に住む人が遭難者の約8割を占めていることから、都内でのイベントを初めて企画した。

 会場には都内などから約50人が集まった。茨城県かすみがうら市の男性(69)は「登りたい山が登れる山とは限らない、という言葉にどきっとした。体力に見合った山に登るようにしたい」と話した。

 (山梨日日新聞 2016年10月6日付)
月別
年別