2016.8.25 News /

鳳凰三山など水彩画で描く南アで進藤春木展

南アルプス市小笠原の市立美術館(向山富士雄館長)は、画家進藤春木さんの作品を集めた「進藤春木展-山の移ろい 色彩の風-」を開いている。

進藤さん(1922-92年)は終戦後、旧小淵沢町に移り住み、南アルプスの山や静物を題材に水彩画を描いた。企画展では、鳳凰三山や茅ケ岳、八ケ岳を描いた作品や静物画など34点を展示。山の尾根を力強く描いて構図を引き締め、立体感を演出した作品が並ぶ。順路通りに歩けば、進藤さんが表現した山の春夏秋冬を楽しめる。

10月6日まで。月曜と祝日の翌日休館。問い合わせは同館、電話055(282)6600。

(山梨日日新聞 2016年8月23日付)

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