2012.3.05 News / 登山 / 人物・団体 /

南アルプスの魅力紹介 世界遺産協が解説冊子

 県内4市町でつくる南アルプス世界自然遺産登録県連絡協議会(会長・中込博文南アルプス市長)は、地形・地質などの分野から南アルプスの魅力を紹介する冊子「南アルプスジオサイトマップ」を発行した。同協議会の構成市町(南アルプス、北杜、韮崎、早川)にある観光地なども取り上げ、地域の魅力も発信していく。

 南アルプスの世界自然遺産登録を目指す活動の一環として作製。糸魚川-静岡構造線や中央構造線など南アルプス周辺を走る大断層の位置を地図で紹介。南アルプスの隆起が約100万年前に始まったことや、現在も年間約4ミリという世界でもトップクラスの速さで隆起していることを解説している。

 北岳や仙丈ケ岳といった南アルプスを形成する山の岩石や地層についての説明もあるほか、韮崎市の「わに塚の桜」など4市町の観光地を併せて掲載。南アルプス周辺の山の位置関係が一覧できる地図も付いている。

 冊子は2万部を発行。構成市町に配布するほか、同協議会が開くイベントで使っていく。同協議会の事務局を務める南アルプス市みどり自然課は、「冊子を活用することで、多くの人に南アルプスの知識を深めてもらいたい」としている。

 【写真】南アルプスの魅力を地形・地質などの専門分野から紹介する「南アルプスジオサイトマップ」

 (2012年3月5日付 山梨日日新聞)
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