サクランボ出荷始まる南ア市

出荷されたサクランボを確認するJA南アルプス市の職員=南アルプス市吉田

 露地栽培のサクランボの出荷が21日、県内で最も早く南アルプス市内で始まった。JA南アルプス市によると、5月の晴天で色づきが良く、糖度も高いサクランボになったという。
 21日は同市吉田の豊共選所で作業が始まった。農家1軒が極早生品種の「豊錦」「甲斐ルビー」を約15キロ持ち込み、スタッフが目視ですれや傷の有無、フードパックの重さなどを確認し、等級を付けていった。出荷のピークは6月上旬で同月中旬まで続く。出荷されたサクランボは東京・大田市場などに運ばれるという。

(山梨日日新聞 2025年5月22日掲載)

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