山歩きナビ、エリア拡大 南アルプス QRコード増設

 南アルプス市などは、南アルプス一帯で、携帯電話を使った情報提供サービス「南アルプス山歩きナビゲーション(Mナビ)」のエリア拡大を決めた。これまでの北岳周辺に加え、甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳にQRコードのポイントを増設。登山者に多彩な情報を提供していく。

 Mナビは、南アルプス市とNPO法人・芦安ファンクラブの協働事業として昨年10月からスタート。登山者が登山道上の道標などに貼付されたQRコードを携帯電話で読み取って専用サイトにアクセスすると、ポイント周辺の情報を提供するページにつながる仕組み。現在地や高山植物の特徴、開花状況、次の目的地までの所要時間などの情報を提供している。

 QRコードはこれまで、北岳山頂周辺や北岳から間ノ岳までと小太郎山までの稜線りょうせん沿いにある道標など12カ所に設置した。将来的に国立公園一帯での事業展開を目指していて、エリア拡大の第一歩として甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳に計14ポイントを追加する予定。既に各山々を抱える北杜市や長野県伊那市側へ説明し、理解を得ているという。

 QRコードの追加設置は、本格的な山岳シーズンを迎える6月ごろに予定している。南アルプス市の担当者は「市や県境をまたがる新たな取り組みとして連携しながら南アルプスの魅力を発信していきたい」としている。

 【写真】QRコードを携帯電話で読み取る登山者=南アルプス・北岳

 (2011年4月22日付 山梨日日新聞)
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