2010.10.09 News / その他 /

中高年安全登山へ指導者が実技学ぶ 富士吉田で講習会

 「中高年安全登山指導者講習会」(日本スポーツ振興センター国立登山研修所、日本山岳協会、県教委主催)が8~10日、同市新屋の人材開発センター富士研修所で開かれている。

 全国で中高年層に登山指導をしている約80人が参加。安全な登山の普及に向け、講義や実技研修、分科会での意見交換などを通して、中高年の体力に応じた登山知識や技能を学んでいる。

 初日は同協会遭難対策委員長の西内博さんが「ツアー登山の問題点」と題して講義。昨年7月に北海道・大雪山系トムラウシ山でツアー登山者とガイド計8人が死亡した事故を受け、原因や指摘された課題、事故防止に向けた考察を示した。

 西内さんは事故原因にガイドの判断ミスなどを挙げ、(1)ガイドが連携、協力して能力を十分に発揮できる仕組みの構築(2)ツアーのリスクを分析し、ガイドと参加者に伝える-など、事故防止に必要なツアー会社が果たすべき責任を強調した。

 同日は国際山岳ガイドで北杜署山岳救助隊長の竹内敬一さんらも講義を行った。9日は三ツ峠で負傷者の搬送方法などの実技講習を行う。

【写真】中高年の安全な登山について学んでいる講習会=富士吉田・人材開発センター富士研修所

 (2010年10月9日付 山梨日日新聞)
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