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皮をむいて乾燥させるあんぽ柿作り=南アルプス市飯野
南アルプス市で特産の「あんぽ柿」作りがピークを迎えている。 農業を手がける「M.A.C.Orchard」(同市飯野、飯野公一社長)では、従業員が大和百目柿の皮をむき、棚につるして薫蒸。温度や湿度を管理した施設内で7~10日間乾燥させて仕上げる。作業は10月上旬に始め、11月末まで続くという。 あんぽ柿はころ柿よりも水分量が多く、ゼリー状のとろりとした食感が特徴の干し柿。同社によると、今シーズンは暑い日が多く、降水量が少なかったが、例年通りの出荷量になるという。平核無柿と合わせて約60トンをJA南アルプス市に出荷する見通し。
(山梨日日新聞 2023年11月11日掲載)