甲斐駒への登山道で男性がクマに襲われ重傷 北杜市はポスターで注意を呼び掛け
北杜署と峡北消防本部の調べによると、現場は横手駒ケ岳神社付近の登山道入り口から30分ほど登った付近。男性は1人で登山道を歩行中、子グマ2頭を連れた体長約1メートルのツキノワグマに襲われ、頭や顔、体を引っかかれたという。
携帯電話で助けを求め、午前11時ごろ、県防災ヘリ「あかふじ」で甲府市内の病院に搬送された。
クマはそのまま逃げたため、地元猟友会や市職員らが捜索したが、見つからなかった。市によると、現場付近にはクマのものとみられるふんや足跡が残っていたという。
市は、登山道沿いにポスターを設置してクマへの注意を呼び掛けている。
【写真】クマの出没注意を呼び掛けるポスターを設置する市職員=北杜市白州町横手
(2008年8月9日付 山梨日日新聞)