南アルプス世界遺産登録連絡協設置を要請 県内4市町が長野側に

 南アルプスの世界自然遺産登録を目指し、石川豊南アルプス市長ら県内4市町でつくる連絡協議会の正副会長らが13日、長野県伊那市を訪問し、長野県内の関係4市町村による連絡協議会の設置を要請した。

 伊那市を訪れたのは、石川市長のほか、白倉政司北杜市長、辻一幸早川町長ら6人。伊那市役所で、小坂樫男市長や下島省吾・同市議会議長らと会談した。

 石川市長が長野県の伊那、飯田、富士見、大鹿の4市町村による連絡協議会の立ち上げと、本年度中の設立を目指す山梨、長野、静岡3県10市町村による推進協議会への参加を求めたのに対し、小坂市長は「力を合わせて推進活動を展開していきたい」と快諾した。

(2006年11月14日付 山梨日日新聞)

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