2019.6.05 News /

遭難者救助へ技術磨く

県警、15人が訓練スタート

 県警は3日、登山者が増える夏山シーズンを前に、中央・県消防学校で山岳遭難救助訓練を始めた=写真

 同日は、12署の署員ら15人が参加。県警山岳警備安全対策隊員3人の指導を受け、装備品の点検、ハーネスやロープを使った降下方法などについて学んだ。訓練は7日までの予定で、5日からは2泊3日で金峰山などに入り、実践的な訓練をする予定。

 県警地域課によると、今年は5月までに県内で45件の遭難が発生し、6人が死亡している。宮城隆栄隊長は「訓練を通じて、県警全体の救助技術の向上につなげていきたい」と話した。

 (山梨日日新聞 2019年6月5日掲載)

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