ラジオ体操で世代間交流 南ア・大明小 大会参加へ「特訓」も

ラジオ体操を通じて高齢者と交流する児童ら=南アルプス市下宮地
南アルプス・大明小(大久保学校長)は、ラジオ体操を通じた地域交流に力を入れている。同校がある甲西地区は、40年以上前からラジオ体操講習が開かれるなどラジオ体操が盛んな地域で、児童らは技術指導を受け、全国小学校ラジオ体操コンクール(かんぽ生命主催)に応募している。
同校は2025年度、県小中学校体育連盟の保健体育研究推進指定校になっていて、ラジオ体操が盛んな地域の特色を生かした取り組みをしようと、コンクール出場を決めた。コンクールは、動画を撮影し、ラジオ体操の一体感や動きの正確さを評価する「技術部門」と、ラジオ体操の日頃の取り組みを評価する「取組部門」があり、技術部門出場に向けては、ダンス経験者を中心に5、6年生8人が県ラジオ体操連盟の指導を受けながら練習に取り組んだ。
8日には、5、6年生12人が同市下宮地の峡西老人保健センターを訪れ、利用者と一緒にラジオ体操をした。
(山梨日日新聞 2025年9月27日掲載)