2009.6.05 News /

未踏ルートで山頂に挑む カラコルム・スパンティーク 7028m 佐藤さん(甲府)、天野さん(甲州出身)

 甲府市西高橋町のクライマー佐藤裕介さん(29)=鶴城山岳会所属=と、甲州市出身の天野和明さん(32)=明治大山岳部OB会「炉辺会」所属=が6月下旬、パキスタン・カラコルムのスパンティーク(標高7028メートル)北壁の初登はんに挑む。

 クライマーの一村文隆さん(31)=埼玉県=と登山隊を編成。5日に成田空港を出発する。3人はパキスタンの首都イスラマバードから同国最北端の山岳地帯フンザに入り、気候状況を判断しながら同下旬からチャレンジする。

 登はんを予定しているのは「ゴールデンピラー」と呼ばれるスパンティーク北壁の未踏ルート。現地でルートが危険すぎると判断した場合は、1987年に英国隊が登はんした北西壁のルートに変更する。

 佐藤さんらのグループは昨年9月、インドのカランカ峰(6931メートル)北壁の初制覇に成功。今年4月には2008年の優れた山岳登はんに贈られる「ピオレ・ドール(金のピッケル)」賞を受賞した。

 佐藤さんは「カランカよりも傾斜がきつく、技術的に難しいクライミングになると思うが、これまでの経験を生かしていい登はんにしたい」と話している。帰国は7月下旬を予定している。

(2009年6月5日付 山梨日日新聞)

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