2009.6.06 News / 祭り・イベント /

旬の果実満喫 山岳や登山の魅力も発信 あす南アルプス市でフルーツ山麓フェスタ

 サクランボが旬を迎えた南アルプス市では7日、「南アルプス市フルーツ山麓ろくフェスティバル2009」が南アルプス市櫛形総合公園で開かれる。クイズに正解するとサクランボが贈られるイベントや農産物の直売、山岳の魅力を発信するコーナーなどで1日を楽しめる。

 今年2回目となる「南アルプス市フルーツ山麓フェスティバル2009」は午前9時45分の開会式で幕開け。午後4時半まで、旬のフルーツを楽しむさまざまなイベントや山岳の魅力を発信するコーナーなどを会場いっぱいに展開する。

 旬の味覚を存分に味わえる「新鮮農産物エリア」ではクイズラリーを実施。午前11時と午後2時の2回、それぞれ先着500人に解答用紙が配布され、会場内に掲示された問題に正解すると、新鮮で甘いサクランボがもらえる。また、サクランボやモモ、キュウリ、トマトなどの新鮮農産物の直売も行われるほか、会場からサクランボ狩りができる農園まで無料送迎のサービスもある。

 また、「スウィーツパーラー」では、市内菓子店の協力により、市内で採れたサクランボなどをふんだんに使ったケーキやタルト、大福、ゼリー菓子などが販売され、女性にはうれしいコーナーとなっている。

 午前10時からは先着800人を対象に、新企画の「ホールインチェリーゲット」を実施。スティックで打ったボールがホールに入ると、サクランボがプレゼントされる。

 「山岳エリア」では、3D眼鏡をかけると、北岳をはじめとする同市の山々を立体的に見ることができる大型地図の展示や、背中に背負って荷物を運ぶ背負しょい子この体験を実施。親子で楽しめるゲームも用意している。

 メーンステージでは、午後1時から南アルプス検定を実施。南アルプス市に関する○×クイズに答え、見事勝ち残るとプレゼントがもらえる。また、午前11時と午後2時の2回、子どもに人気の「侍戦隊シンケンジャーショー」も行われる。

 このほか、「文化財エリア」では「縄文時代の暮らし体験コーナー」と「江戸から昭和時代の暮らし体験コーナー」が設けられ、「縄文時代の暮らし体験コーナー」では縄文時代の服を着たり、弓矢で遊んだり、火をおこしたりできる。また、江戸から昭和時代の暮らし体験コーナー」では、石臼の体験や米の脱穀体験をすることができる。

 会場では「南アルプスよさこい祭り」も実施。県内外からよさこい団体25チーム、一般のダンス団体13チームの総勢800人が参加し、3会場でパフォーマンスを繰り広げる。

 午前9時半から午後3時半まで、JR竜王駅から会場まで無料シャトルバスを運行する。

(2009年6月6日付 山梨日日新聞)

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