2016.12.22
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南アの野鳥 卓上暦に 地元男性が撮影、作製
南アルプス市芦安安通の自営業清水准一さん(66)は、南アルプス山系で撮影した野鳥の写真で卓上カレンダーを作った。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録された南アルプスの魅力を発信しようと企画。数量限定で希望者にプレゼントする。
サンショウウオをくわえたカワガラス(6月)、木のうろで卵を温めるヤマドリ(4月)、頭頂部の黄色い羽毛を見せるように下を向くキクイタダキ(12月)など、表紙を含め13羽を紹介している。
青い羽毛が鮮やかなルリビタキ(1月)は、人間が縄張りに入ると様子をうかがいに来る習性があるといい、「鳥から会いに来てくれているよう」と話す。カレンダーは縦約7センチ、横約20センチ。パソコンを使ってデザイン、印刷した。
野鳥は夜叉神峠や広河原、北岳などで撮影。「鳥を刺激しないように遠くから撮影するのが鉄則」(清水さん)といい、重さが約4キロある600ミリの超望遠レンズを使った。
清水さんは、40年近く県山岳遭難対策協議会の山岳指導員として遭難者の救助に当たり、山岳ガイドもしている。野鳥の撮影は「ガイドとして南アルプスについての知識を深めたい」と、約10年前に始めた。
清水さんは「野鳥が多く生息するエコパークの豊かな自然を多くの人に知ってもらいたい」と話している。問い合わせは清水さん、メールkaigane@nus.ne.jp
【写真】南アルプスにすむ野鳥の写真を使ったカレンダー
(山梨日日新聞 2016年12月22日付)
サンショウウオをくわえたカワガラス(6月)、木のうろで卵を温めるヤマドリ(4月)、頭頂部の黄色い羽毛を見せるように下を向くキクイタダキ(12月)など、表紙を含め13羽を紹介している。
青い羽毛が鮮やかなルリビタキ(1月)は、人間が縄張りに入ると様子をうかがいに来る習性があるといい、「鳥から会いに来てくれているよう」と話す。カレンダーは縦約7センチ、横約20センチ。パソコンを使ってデザイン、印刷した。
野鳥は夜叉神峠や広河原、北岳などで撮影。「鳥を刺激しないように遠くから撮影するのが鉄則」(清水さん)といい、重さが約4キロある600ミリの超望遠レンズを使った。
清水さんは、40年近く県山岳遭難対策協議会の山岳指導員として遭難者の救助に当たり、山岳ガイドもしている。野鳥の撮影は「ガイドとして南アルプスについての知識を深めたい」と、約10年前に始めた。
清水さんは「野鳥が多く生息するエコパークの豊かな自然を多くの人に知ってもらいたい」と話している。問い合わせは清水さん、メールkaigane@nus.ne.jp
【写真】南アルプスにすむ野鳥の写真を使ったカレンダー
(山梨日日新聞 2016年12月22日付)