2016.8.28 News /

櫛形山に学びの場、エコパークPRへ 南ア 宿泊施設再整備

 南アルプス市は、南アルプス・櫛形山にある同市上市之瀬の宿泊研修施設などを再整備する。小中学生の林間学校の受け入れ場所として活用し、南アルプスが登録された国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」の理念を周知する。

 整備するのは、伊奈ケ湖周辺にある宿泊施設「ウッドビレッジ」や研修施設「グリーンロッジ」、レストハウスなど。市観光商工課によると、ウッドビレッジは内装を一新し、2段ベッドを導入する。グリーンロッジは、部屋を二つに仕切り、用途に応じて使い分けられるようにする。トイレを和式から洋式に変更する。

 運営は、指定管理者制度の導入を想定している。櫛形山の森林環境に詳しい業者を選び、利用者がエコパークの理念について学べるプログラムを提供する。

 ウッドビレッジは1995年、グリーンロッジは75年、レストハウスは91年に供用を開始した。老朽化が目立ち、近年は林間学校で利用するのは市内の2小学校にとどまっていた。

 市は、9月定例市議会に提出する一般会計補正予算案に、改修工事設計費(694万円)と再整備計画策定費(239万円)を計上する。金丸一元市長は「市内の子どもたちが、エコパークについて学べる最適な場所となるよう整備を進めたい」と話している。

 【写真】再整備するウッドビレッジ=南アルプス市上市之瀬

 (山梨日日新聞 2016年8月27日付)
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