2016.8.13 News /

初の「山の日」 自然求め県内にぎわう

 初の祝日「山の日」となった11日、富士山など山梨県内の山々は大勢の登山者が詰め掛けた。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」目的で定められた山の日。登山者やガイドは「自然の大切さを考えるきっかけにしたい」と口をそろえ、制定の意義を再確認した。この日に合わせて登山を計画した人も目立ち、「山に登る日として定着させたい」との声も聞かれた。

 標高国内2位の北岳などを目指し、南アルプス市芦安芦倉の広河原にも登山者が多く訪れた。静岡県浜松市の大学2年佐藤優香さん(20)は普段山を訪れる機会はないが、山の日に合わせ家族と散策。「日常を離れ、緑に囲まれた場所で体を動かせリフレッシュできた。来年の山の日は富士山に挑戦したい」と意気込んだ。

 南アルプス市十日市場の山岳ガイド今村量紀さん(42)は「山を仕事とする人間にとって山の日の制定はありがたい。登山者一人一人がマナーを守って自然を大切にすることを考える機会につながってほしい」と期待を寄せた。

 一方、県警は「山の日」に合わせ、富士山と北岳、西沢渓谷などの登山道で、街頭指導を行い、チラシなどを配り、安全登山を呼び掛けた。

 (山梨日日新聞 2016年8月12日付)
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