2016.4.16 News /

南アルプスエコパーク、県内4市町が冊子 県外と理念共有へ

 南アルプスの生物圏保存地域「エコパーク」を構成する南アルプス、韮崎、北杜、早川の4市町は、南アルプスの麓で育まれた自然環境や文化を県外の構成市町村に紹介しようと冊子を作った=写真。互いの地域を知り、エコパークの理念の共有を図る。

 4市町ごとに作った。南アルプス市は北岳などに生息する国天然記念物のライチョウを掲載。韮崎市は甘利山のレンゲツツジや鳳凰三山、北杜市は名水百選に選ばれた尾白川など豊かな水、早川町は赤沢宿や雨畑硯などを紹介している。

 それぞれ2千部を製作。長野県飯田市や静岡市など、山梨県外の構成市町村に配布。県内の4市町の役場窓口や道の駅などでも配る。担当者は「関係市町村の住民にエコパークの理念について理解を深めてもらいたい」と話している。

 (山梨日日新聞 2016年4月16日付)

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