2015.5.20 News /

安全な山登りを山岳ガイドが指導 24日、南アで講演会

 日本山岳ガイド協会は24日午前10時半から、南アルプス市櫛形生涯学習センターあやめホールで、山岳遭難事故の減少につなげようと、同協会認定の山岳ガイドらによる講演会を開く。

 北杜市高根町在住の登山家花谷泰広さんは「安全な山登り-山岳ガイドからの提言」と題し、登山者や自然愛好家に安全登山に必要な知識や技術を伝える。花谷さんは「登山界のアカデミー賞」といわれる「ピオレ・ドール(金のピッケル)」賞の受賞経験がある。

 またヨーロッパアルプスに造詣が深い、明治大山岳部の飯田年穂部長が、スイスの名峰マッターホルンの登山史、周辺地域の山岳文化などについても話す予定。

 同協会傘下の南アルプスガイドクラブの担当者は「国内外の山の魅力や安全な楽しみ方を学んでほしい」と話している。

 講演会は入場は無料で一般参加も可能。問い合わせは同クラブ事務局、電話080(6653)5418。

 (山梨日日新聞 2015年5月20日付)

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