登山口や駅前で安全呼び掛け 3署が管内で

 春の登山シーズンを迎え、南アルプス、富士吉田、上野原の3署は28日、管内の登山口やJR駅前で、登山者に安全な登山を呼び掛けた。

 南アルプス署は、南アルプス市芦安芦倉の夜叉神の森駐車場に山岳遭難事故防止指導所を開設した。同署員や、県山岳遭難対策協議会南アルプス支部指導員らが、登山者に装備品のチェック表などを配った。同署によると、管内では昨年、7件の山岳遭難事故が発生し、1人が死亡した。

 一方、富士吉田署と御坂山岳会は、富士山5合目の登山道入り口で登山者にチラシを配った。単独登山を控え登山計画書の提出を求めた。上野原署はJR上野原、四方津両駅前などで安全な登山を呼び掛けた。

 【写真】安全な登山を呼び掛ける南アルプス署員=南アルプス市芦安芦倉

(2012年4月29日付 山梨日日新聞)

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