早川町初のコンビニ開店 商品1000種 住民「便利」

早川町内初のコンビニエンスストア「ヤマザキYショップ麓の直売所」で買い物をする来店者=同町保
早川町に8日、町内初のコンビニエンスストア「ヤマザキYショップ麓の直売所」(同町保)が開店した。町の施設「麓の直売所」をリニューアル。取扱商品は約2倍になり、山崎製パンが手がけるパンや弁当、おにぎりが新たに並んだ。利用した町民からは「便利になった」と喜ぶ声が上がった。
店は、直売所の指定管理者となっている南アルプスふるさと活性化財団が運営。町民の買い物の利便性の向上を図ろうと、財団や町がコンビニの誘致を進めていた。日用品から食料品、町の特産品など約千種類を取り扱う。
8日は開店式典が行われ、深沢肇町長や山崎製パン武蔵野工場甲府営業所の茗茄敦所長ら約20人が出席。深沢町長が「買い物のできる店は大事な社会インフラ。多くの町民に利用され、愛されることを願っている」とあいさつ。店舗前でテープカットをした。
9日までオープンセールをしているほか、千円以上の購入者に財団が運営する温泉施設「西山温泉・湯島の湯」(早川町湯島)の入浴無料券を配っている。
(山梨日日新聞 2025年9月9日掲載)