櫛形山ネットがシンポジウム アヤメ保全へ意見交換

 アヤメの開花数が激減している櫛形山の自然保護策を探ろうと、南アルプス市と市内のNPO法人などでつくる「櫛形山ネットワーク」は11日、同市櫛形生涯学習センターあやめホールで、櫛形山シンポジウムを開いた。

 パネルディスカッションでは、櫛形山のアヤメについて調査しているメンバーらがパネリストを務め、今後の山の在り方について話し合った。現在行われている食害防止柵の設置について、柵内ではアヤメが開花するケースがあることから、開花数の減少はシカなどの野生生物による影響と考えられるとの報告があった。パネリストからは、アヤメに限らず櫛形山の生物多様性保全のためには、獣害対策が必要であるなどの意見が出された。

 静岡大理学部の増沢武弘特任教授による「ふるさとの山を守るために」と題した基調講演もあり、会場では櫛形山の様子を紹介するパネルが展示された。

 【写真】櫛形山の自然保護策について話し合ったシンポジウム=南アルプス市櫛形生涯学習センター


 (2011年6月12日付 山梨日日新聞)
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