2010.12.09 News /

うっすら雪化粧 境界線くっきり 甲府盆地周辺の山々

 二十四節気の「大雪」から一夜明けた8日朝、甲府盆地周辺の山肌に「雪と雨の境界線」がくっきりと現れた。

 盆地西の南アルプスや櫛形山などの山々は、透き通った青空と住宅地の直上まで雪化粧した山肌が朝日に輝いていた。

 山々の雪のラインはおおむね標高800メートル前後を走っていた。この時期の雨は上空では雪。落ちてくる間に解けて、雨となって地上に降る。雨は上空800メートル付近で雨に変わったようで「冬将軍の息吹」も盆地まで、もう少しのところで力尽きたようだ。

 【写真】周囲を取り囲む山々に、雪と雨の境界線がくっきりと確認できた早朝の甲府盆地=甲府市北口2丁目から

 (2010年12月9日付 山梨日日新聞)

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