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収穫期を迎えたスモモの高級品種「貴陽」=南アルプス市湯沢
南アルプス市内でスモモの高級品種「貴陽」の収穫が本格化している。作業は8月上旬まで続く。 同市湯沢の高石栄貴さん(62)は約20アールの畑で栽培。18日から収穫を始め、濃い紫色に色付いた実を丁寧にもぎ取っている。今月上旬の高温や雨の日が多かった影響で、日焼けや玉割れなどにより収穫量は1割減を見込んでいるが、例年より甘いという。高石さんは「冷やしてそのまま食べてほしい」と話している。 貴陽は高石さんの父・鷹雄さんが生み出した品種。JA南アルプス市によると、一般的なスモモの2~3倍の重さがある。今年は酸味はそのまま、糖度は例年よりも高く、出来は良好という。
(山梨日日新聞 2024年7月23日掲載)