2005.7.24 News / その他 /

山岳遭難、倍増33件 今年上半期 40歳以上が8割 山梨県内

 山梨県警地域課は22日、今年上半期(1-6月)の山岳遭難と水難事故の発生状況をまとめた。山岳遭難事故は33件、遭難者は39人で、ともに昨年同期比で2倍近い大幅増となった。水難事故は3件発生し、水難者は3人で昨年を1件、1人下回った。

 山岳遭難事故は昨年同期比15件増、遭難者数は同19人増だった。遭難者の内訳は死者7人(3人増)、行方不明者1人(1人増)、負傷者21人(13人増)などで、いずれも昨年を上回った。

 死者は富士山が3人(1人増)で最多、秩父山系2人(1人増)など。

 遭難者を年代別にみると、40歳以上の中高年者は32人で全体の82・1%を占め、昨年の60・0%を大幅に上回った。遭難者は県内在住者が6人(15・4%)にとどまり、都内や神奈川、埼玉県など近県からの入山者が大半を占めた。

 同課は山岳遭難の増加要因について、登山ブームによる入山者の増加や中高年層の体力不足などを挙げていて、登山前の十分な安全対策を呼び掛けている。

 一方、水難事故は水難者3人すべてが60代で、死者1人、負傷者1人、負傷なし1人だった。

(2005年7月23日付 山梨日日新聞)
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